自動ドアが普及した理由って何ですか?
2016/08/11
カテゴリー自動ドア豆知識
どうして自動ドアは普及したの?
主に利用者への「サービス精神」と「思いやり」から普及したと言われています。
また、日本の引き戸がスライド式自動ドアの普及に、大きく影響したとも言われています。
日本で初期に自動ドアを採用したのは「病院」と「銀行」です。当時の自動ドアは、自動車1台と同じくらいの高価格でしたので、一般建物への普及はなかなか広がりませんでした。
大きな建物の玄関ドアは、立派で大きく重いものが多いため、妊婦さんやお年寄りが手で開けるのは大変困難でした。自動ドアを設置するのは、そうした方が重いドアを自分で開けなくても自動で開いてくれれば、大変楽になります。そうした「サービス精神」や「思いやり」から普及したのだと思われます。
自動ドアのメリット
- バリアフリー効果
高齢者の方・障害者の方々にもドアを押したり、引いたりすることなく、容易に通り抜けられます。また、車イスやベビーカーの通り抜けも、ドアをおさえたりする必要がないため駅校内などの設置が進められています。
- 省エネルギー効果
自動ドアの普及により、ドアが開いたままということがなくなったので、エアコン等を入れていても効き目が良くなり省エネルギーになりました。
- 衛生管理の効果
手を使用しなくてもドアの開閉ができるため「病院」や「食品工場」でも多く取り入れられるようになりました。また、密封性の高い自動ドアにすることで、小さなゴミやホコリなどの侵入を防ぐことが可能です。
- 便利性の向上
ドアの前で立ち止まらなくても、楽に通り抜けできます。思い荷物を持った人や赤ちゃんを抱っこしているお母さんも、両手が塞がっていてもそのまま通行できます。商業施設・宿泊施設・公共施設で積極的に自動ドアが取り入れています。
自動ドアの設置には、温度管理・湿度管理・塵埃の遮断・防音などのさまざまな効果が得られるので、いろいろな場所で使用されるようになりました☆