自動ドアを設置するときに、注意することはありますか?
2016/08/12
カテゴリー自動ドア豆知識
自動ドアは、手を使わず扉の開閉ができるため、近年も多くの商業施設や公共施設などで設置されてきました。そんな便利な自動ドアですが、思わぬ危険がひそんでいます。
まず、自動ドアの設置の前に起こりうる危険とはどんなものかご紹介します。
自動ドアの思わぬ危険とは?
自動ドアの事故は、小さい子供や高齢者に多く起きています。
主な事故の原因は、
- 「駆け込み」による衝突
- 「戸袋への侵入」による衝突
- 「立ち止まり」による挟まれ
- 「斜め新入」による接触
- 「引き込まれ」
などがあります。
自動ドア設置時の注意点は?
上記のような危険を回避できるように設置すれば、自動ドアの事故を未然に防ぐ可能性が高まります。注意点は、主に下記3点です。
- 自動ドアの「戸袋」に安全対策☆
「戸袋」とは、自動ドアが開いた時に移動する領域のことです。自動ドアが開いた時に、小さい子供が挟まれる危険性があります。そのため、最初から戸袋に入れないように、防護柵やガードフェンスを設置すると効果的です。 - 自動ドア設置の前・周りの環境確認☆
例えば、自動ドアのすぐ前が道路の場合は、子供が道路へ走って飛び出す危険性があります。そのため、防護柵を立てるなどして、子供が道路へ出られないする必要があります。特に多いのが、個人宅で道路に面した場所に学習塾などをされている方はです。ご注意ください。
-
自動ドア付近の段差・スリップに注意☆
特に高齢者の方が自動ドアを通ろうとしたときに、段差に気づかず転倒して自動ドアにぶつかることが多々あります。また雨の日は滑りやすく、スリップして自動ドアに衝突してしまうこともあります。自動ドアを設置する際に、段差がある場合は取り除く工事も同時にしておくことをおすすめします。雨の日に滑らないようマットをしくのも効果的です。
上記以外に「自動ドアの動きが悪くなった」「通常とは違鈍い音がした」などございましたら、誰かがケガをする前に自動ドアの修理をご相談ください。